こんにちは。youです。
毎日のように、仮想通貨、ビットコイン、コインチェック、億り人、、、
といった単語が聞こえてきますね。
「聞いたことはあるけど意味がわかっていない」
「そもそも教員や公務員が仮想通貨の取引ができるのかわからない」
「仮想通貨なんて怪しいものを信用できない・・・」
「生徒が手を出してしまう可能性はあるの?」
そんな風に思っていませんか?
そんな悩みを抱える教員の方、教育関係者のために、
仮想通貨とは何か、どのように始められるのかを解説していきたいと思います。
仮想通貨のことを詳しく知っている教員は、現段階ではかなり少ないはずです。
この機会に、時代が求めている知識をアップデートしましょう!
◆目次
仮想通貨を知ることの必要性


- あなた自身の金融リテラシーを高める
- あなたの資産を築く
この2つです。
1つずつ解説していきますね。
メリット① あなた自身の金融リテラシーを高める
残念ながら、世の中的には教育者は投資感覚やマーケット感覚といった金融リテラシーが低いと思われています。
学校現場では利益や損失を考える機会も少ないため、そう思われていても当然と言えば当然ですよね。
大学卒業後ストレートで教員になる方が大半ですし。
※こんなことを思われている方もいます。
(外部サイト)【しごと】30歳で教師を辞めて実感した教師の最大の弱点。
でも僕は、これからの教員には(特に僕のブログを読んでいただいている方には)、
是非金融リテラシーを身に着けて欲しい。
なんなら一般的なサラリーマンよりも詳しいくらいになって欲しいと思っています。
金融リテラシーを高めて欲しい理由は、主に2つです。
① 教師を辞める/教師にならない選択肢を取ったとしても通用する人材であって欲しい
これは本ブログでも何度も言っている基本方針のようなものですが、
学校でしか通用しないような人材でいるのはもったいないです。
万が一教師を辞める、教師にならないという選択肢が出てきた時に、
教員出身×金融リテラシーが高いというのはかなりのメリットです。
「教員は世の中を知らないから・・・」といった意見に反論できます。
今後教師をずっと続けていく場合でも、ビジネス感覚や金融感覚を持って社会でも当たり前に通用できる人が、
学校という環境で活躍していくことは意義があるはずです。
広い視野から生徒の教育に携われると思います。
金融リテラシーに詳しくない教員が多い中、
少しでもお金のことや投資のことがわかっていればそれだけで突き抜けられます。
② 新しい価値観を提供できる教師であって欲しい
「お金=忍耐の対価」
「大企業に行けば一生安泰」
「汗水流していないのに楽してお金を稼ぐのはいかがなものか」
といった考えだけに依存するのは今やもう、時代遅れになりつつあります。
ストレスのかかる仕事から、ロボットに代替えされていく時代に、ストレスを美徳として、ストレスを選んで、そこに何が残るんだよ。「駅の改札の切符は、手で切るべきだ!そういうものだから!」と言っているようなものだ。バカかよ。「給料=ストレスの対価」という考えが、まだまだ深く根付いているけれど、ストレスがかかる仕事が、どんどん無くなっていくじゃないか。
小学生がyoutubeで動画を投稿して収入を得ている現実。
(外部サイト)おもちゃのレビューで年間12億円! 今、話題のYouTuberは6歳の男の子
お金=価値、お金=信頼 という時代になってきています。
価値を提供できれば、信頼を得られれば、
その価値や信頼を、いくらでもお金に換えられる仕組みが今の世の中にはあります。
そんなことは生徒たちの方が敏感に気付いているし、既に体験している生徒も多いと思います。
そんな世の中なのに、未だに「汗水流してお金をもらう」という価値観だけを美徳とし、
他の可能性を否定する人もいます。
僕は「汗水を流してお金をもらう」といった、今までの価値観を否定している訳ではないです。
ただ、新しい価値観を受け入れないで否定ばかりする人や、
従来の価値観だけが正解と思うような立場は、正直時代遅れだなって思ってしまう。
古い価値観から抜け出せないのは、
教師自身が新しい価値観を体験していないから。
最小限の労力で最大限のお金を得る方法(何も怪しくない方法)なんて本当にいくらでもあります。
子供が生まれないと子育てをする人の気持ちがわからないように、
新しい価値観に触れないと新しい価値観は知りえません。
新しい価値観を知る1つの方法が、仮想通貨。
お金の流れの感覚を知れるだけでなく、革命的な技術の知識(こっちもかなり重要)も学べます。
メリット② あなたの資産を築く
仮想通貨を知るメリット2つめは、言うまでもなくあなたが資産を築ける可能性があること。
2017年の1年だけでも、資産を10倍、100倍にしている人がたくさんいます。
ビットコインの単位はBTC。円とかドルとかユーロに対して、BTC。
2017年初めには、1BTCが121,829円だったのが、
2017年末には、1BTCが2,210,000円に。

2017年1月から2017年12月までの1年間だけでも、ビットコインは約18倍になっていますね。
10万円を投資していただけでも、年末には180万円。
仮想通貨にはビットコイン以外にもあり、今や1000種類以上の仮想通貨があります。
(ビットコイン以外のコインをアルトコインといいます)

「NEO」という仮想通貨は、1年で951倍になっています!
まだこれから新規参入や資金投入が増えてますます値上がりが見込める段階で、
正直ボーナスタイムといえます。
この機を逃さず、早めに始めたいところですね。
仮想通貨とは


まずはこの3点だけ押さえておきましょう。
仮想通貨とは、
- インターネット上の新しいお金で、
- 世界共通で使える。
- しかも絶対に改ざんされない。
① インターネット上のお金
そう、Tポイントや楽天ポイントに近いです!
違う点は、価格が常に変動していると、他人に送ることができることこと。
ポイントは常に、「1ポイント=1円」のように価値が決まっています。
対して仮想通貨は、「1BTC=1万円」の時もあれば、「1BTC=200万円」の時もあります。
ドルや金(ゴールド)と同じように、常に価格が変わります。
また、ポイントは基本的に自分でしか使えませんよね。
貯まったから人に贈るとか、給料をTポイントで支払うなんていうことはありません。
仮想通貨は現金を送金するように、あなたから誰かに送金することもできるし、
あなたが受け取ることもできる。給料をビットコインで支払う会社もあります。
(参考)GMOインターネット、給料の一部を「ビットコイン」で
② 全世界で使える

そうですね。
海外に送金することができるのはあたりまえで、もっとすごいのは送金期間と手数料。
現金なら1~2週間、手数料は数千円かかっていたものが、仮想通貨の場合には
即日に口座に反映できて、手数料約10円。
(留学中にお金が尽きそうなのになかなか入金されずに嘆いていた友人に教えてあげたかった)
便利に送金できるだけでなく、世界中で使うことができます。
海外ではスターバックスやオンラインショップでもかなりの広がりを見せています。
日本でもビックカメラやメガネスーパーでは早くから使えていますし、
2018年は国内で20万箇所以上がビットコインを使えるようになるとのことです。
③ 不正・改ざんに強い

ハッキングとかサーバーダウンしたら自分のお金がなくなるんじゃ・・・
まずは従来の銀行を考えてみましょう。

従来の銀行では、銀行と個人個人がつながっているようなイメージです。
なので、銀行がハッキングされたりシステムダウンしてしまうと
機能が使えなくなってしまいます。

ブロックチェーンとは、取引データをみんなで監視し合いながら管理していくシステムです。

全ての取引の情報が匿名性を保ちながら、全員に暗号という形で共有され、
不正な取引がないか、改ざんがないかをユーザーが監視し合いながら管理されていきます。
そもそも不正が起きえないプログラムを、検算で再確認(ダブルチェック)するようなイメージですね。
ブロックチェーンでは、取引の履歴が全員に共有されているため、
たとえ1人のサーバーがダウンしても、他のメンバー間でシステムは動いていきます。

従来型では、中央集権的で1つのサーバーが攻撃されたら全ユーザーが被害を被りますが、
ブロックチェーン上では全員で監視し合いながらシステムを動かし続けるため
情報の信ぴょう性が確保されたまま、不正や改ざんができない仕組みになっています。
このブロックチェーンは、インターネット以来の革命と呼ばれています。
インターネットが情報の革命なら、ブロックチェーンは取引の革命。
仮想通貨を通して、最新の技術の知識もついてきます。
時代を変える革命をまだ初期の段階で身をもって学べるのは、それだけで価値があると思いますよ。
(僕は教育×ブロックチェーンの可能性を探り始めました!)
教員(公務員)でも投資できるの?
公務員は副業禁止ですが、株・不動産・為替と同様に仮想通貨も投資は可能です。
私立の先生は学校によると思いますが、普通に株やFXをしている人はいますよね。
一応地方公務員法 第38条では副業禁止の規定が記載されています。
第三八条(営利企業等の従事制限)
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
会社を立ち上げたり会社に所属して報酬を得てはダメだということです。
こちらの第33条、34条、35条でも勤務に対して制限がされています。
第三三条(信用失墜行為の禁止)職員は、その職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。第三四条(秘密を守る義務)職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。第三五条(職務に専念する義務)職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、当該地方公共団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。
信用を失うようなこと、秘密を漏らすことは禁止だし、勤務中は仕事のことだけ考えましょうという縛りですね。
これはあたりまえですよね。
公務員の株やFXも、本業に支障が出ないという観点で黙認されている状況です。
勤務中に常にチャートを見ているなんていうのは絶対にダメです。
基本的には長期的なスパンで仮想通貨の上昇を見守る、長期投資のスタンスで行えば問題ありません。
仮想通貨もおすすめは長期保有。
貯金のように毎月積み立てができるサービスもあるので、公務員の方にはそういった方法も合っていると思います。
仮想通貨のリスク


価格変動リスク
株やFXもそうですが、仮想通貨も価格変動のリスクがあります。

1日で10%下がるなんていうのは珍しくありません。
日によっては1日で50%下がるなんていう日も。
ただ慌てないで覚えておいて欲しいのは、利益も損も、確定するまでは実現しないということとです。
投資を始めた時の価格と、投資をやめる時の価格の差が利益/損です。
途中はどれだけ下落しても、投資をやめるタイミングで当初の価格より値上がりしていれば、
あなたの資産には何もマイナスの影響はありません。
仮想通貨は1万円で投資をした場合、最大の損額は1万円未満で、
資産がゼロやマイナスになるということは基本的にはありません。
(現物取引)
気を付けて欲しいのは、仮想通貨FXというサービス。
これは自分のお金を、数倍のお金とみなして(レバレッジをかけて)取引をすることです。
例えば現物取引の場合は、あなたが1万円を投資した仮想通貨が50%下落すると、
あなたの資産は5,000円になります。
しかしFXの場合は、あなたは1万円しか投資していなくても、
25万円とみなして投資をすることができます。25倍の力で取引ができるということです。
さらに、利益も損も25倍です。
たった2%下落しただけで、損も25倍。
あなたの資産は5,000円になります。
さらに、FXの場合は借金を負ってしまう可能性があります。
4%の下落であなたの1万円はゼロになり、8%の下落であなたは1万円の借金をかかえることになります。
(単純化して説明しています)
投資は、必ず余裕資金で。極力FXには手を出さない。
これは絶対守ってください。
また、「1BTC=150万円」なんて聞くと、150万円以上ないと投資を始められないように思ってしまいますが、
そんなことはありません。
0.001BTCのように、より小さい単位での取引もできるため、
1,000円からでも投資は始められますよ。
まずは1,000円くらいから好きな仮想通貨に投資してみて、
価格が上がるのを応援しながら仮想通貨取引やブロックチェーン技術を体験してみるというのがいいかもしれませんね!
オススメ投資法


教員の投資は本業に影響がないことが大原則。
安い時に有望な仮想通貨を買って、数か月~1年程度のスパンで長期投資のスタンスで持ち続けるのがいいと思います。
また、「Zaif」という仮想通貨販売・取引のサービスでは
毎月一定額が自動で引き落とされ、積み立てていく「Zaifコイン積立」ができます。
Zaifコイン積立では、ほったらかしで毎月仮想通貨を買っていくことができるので、
個人的には初心者や忙しい教員の方には一番オススメしたい方法です。
長期投資との相性も抜群です。
(僕は毎月3万円を積み立てています。)
資産の大部分を投資してしまうと毎日の価格変動が気になってしまうので、
余裕資産で投資し、ゆっくりと好きな仮想通貨の成長を見守るのくらいのつもりでいきましょう。
成長を見守るのは教育と通ずる部分がありますね。
仮想通貨の始め方


口座開設から仮想通貨を買うまでの流れはこんな感じ。
- 国内の取引所でアカウントを開設
- 取引所へ日本円を入金
- 入金後、日本円で仮想通貨を買う(両替のイメージです)
簡単ですね!
日本の取引所はいくつかありますが、まずはコイン積立ができる「Zaif(ザイフ)」に登録しましょう!
取引所ごとに売買手数料も違うのですが、Zaifは手数料が最安級なのでこれもおすすめの理由です。
口座開設と聞くと印鑑が必要、窓口に足を運ばないといけない、時間がかかる、、といったイメージがあり
難しいと思っていましたが登録は2、3分でできたのでびっくりしました。。。
3分でできる登録手順
① まずはZaifの公式サイトにアクセス

② アドレスを入力して「無料登録」
③ メールが来るので、URLをクリック
④ 基本情報を入力

これで登録は完了!口座の開設ができました。
しかし忘れてはいけないのが「本人確認書類のアップロード」
これが終わって初めてお金の入金ができるようになります。
⑤ 本人確認書類のアップロード

免許証の表面、裏面の写真を撮りアップロードします。
(免許以外でも大丈夫です)
あとはZaifからハガキが送られてくるのを待つだけです。
ハガキを受け取ったら取引ができるようになります!
Zaifからのハガキは結構時間がかかるようなので、(僕は1週間程度)
待っている間に「bitFlyer」や
大きな利益を狙える「Binance(バイナンス)」に登録しておいてもいいですね。
僕はZaifも含めこの3つをメインで使っています。
「bitFlyer」の登録はZaifとほとんど同じです。
「Binance」は海外取引所なので少しわかりにくいですが、
登録の仕方を説明してくれているサイトはたくさんあるので参考にしてみましょう!
登録の手順はこちらの記事がわかりやすいですよ。
さて、お疲れ様でした!
時代を革命していく仮想通貨とブロックチェーン。
勉強を深め、最新技術の教育への応用も考えだすとわくわくしてきます。
これを機に新しい1歩を踏み出してみましょう!
【2018/1/27 追記】
コインチェックという取引所は多額の資金の流出の事件があったので、
ほとぼりが冷めるまでは登録や入金を控えた方がいいかもしれませんね。
僕もcoincheckの口座を使っているのですが、さすがに様子見ですね。
(参考)仮想通貨580億円流出! コインチェック、取引所の被害としては過去最大規模