そのスキルは本当に必要か

こんにちは。youです。

書店でこんな本が並んでいるのを見つけた。

 

 

 

帯には、

トップ・ビジネス・スクールで教えられている!

世界最高峰のビジネス誌が提案する超合理的

「職場の駆け引き術」!

 

の文字。

 

目次をめくってみる。

 

「嫌な上司をうまく使う」

「手柄の横取りを阻止しろ」

「派閥好きの同僚には派閥で対抗せよ」

 

要は、

出世の罠にはまらない、部署間争いに勝つ、派閥を作る、社内コネクションを手に入れる、、、

そんな本だ。(と思う。目次しか読んでいない。)

 

 

僕はこういう本が売れている(のかは知らない)社会を、

本当にむなしく感じた。

 

 

社内での権力争い。

権力者に嫌われないための探りあいと媚び合い。

そのためのスキルを磨く。

 

正直、気持ち悪い。

 

もちろんこういう政治スキルは時に自分を守るため、

自分の理想を実現するために必要なんだとは思う。

 

ただ、人生のどこかのタイミングで人生を振り返った時、

「社内政治力や媚びる力があってよかった」と心から思えるのかな。

 

むなしくならない?

 

 

本当に身に付けるべきスキルは、

自分の価値を高められるもの。

自分の成長を感じられるもの。

 

 

自分が今までやってきたことや

身に付けてきたスキルや

自分の強みを考えてみて欲しい。

 

プライドをかけてやってきたこと。

その結果得られた能力や成果。

もしくは意識せずともいつの間にか身に付けていたもの。

 

 

そういう自分の強みこそ、伸ばしていくべきスキルじゃないかな。

 

 

小手先の(しかも限定された場でしか通用しないような)テクニック

だけを磨くことに専念して、

自分の強みを、自分のプライドを、枯らしている場合じゃない。

 

組織の気持ち悪い文化のために自分の個性を殺して、

自分の時間も家族との時間も削って、

いつの間にかそれが当たり前だと洗脳されて、

染まってしまってる場合じゃない。

 

時間は有限。

だからこそ、本当に価値のあるスキルを優先して伸ばしていきたい。

 

僕が思う、まず優先して伸ばすべきスキルの条件は次の3つ。

  1.  どの組織でも、どの職業でも通用するスキル(ユニバーサルスキル)
  2.  自分の価値が高まるスキル
  3.  人生を振り返った時に後悔しないスキル

ユニバーサルスキルは、以下の記事を読んでみて欲しいな。

会社辞めたら「つぶしが効かない」あなた? どこでも通用するスキルの身につけ方

 

ユニバーサルスキル:どの会社でも通用するスキルや知識、経験。

論理的思考力やコミュニケーションスキル、自己管理力、倫理観、生涯学習力など。

 

企業特殊的人的資本:特定の企業や業界で通用するスキルや知識、経験。

ユニバーサルスキルよりも、特定の企業や業界内では、出世や活躍に貢献しやすい。

業界の商品やサービスの知識、企業や業界内でのKnow-Who情報(誰がどんなことを知っているのかがわかる情報)など。

 

これ、まさに僕がこのサイトで伝えていきたい価値観に似ている。

 

“企業特殊的人的資本”(奇跡的にネーミングセンスがない)は、

その業界、その職業、その職場でしか通用しないスキル。

社内政治力も含まるよね。

 

僕が言いたいのは、限定された場でしか通用しないスキルよりも、

“どんな場でも通用するスキル”を優先して磨きましょうってこと。

 

 

教師
でも、そもそも授業や生徒指導って学校でしか通用しないですよね?

 

そうじゃない。

 

 

授業や生徒指導のスキルを

「学校でしか通用しないスキル」としてとらえないでよってこと。

 

授業力は学校の中だけのものではなくて

どんな場でも通用するプレゼンスキルの一部として、

 

生徒指導のノウハウは学校の中のものだけではなくて

どんな場でも通用するコミュニケーション力の一部として

位置づけていきましょうってこと。

 

教員は授業のプロ、生徒指導のプロ。

それはもちろんそうでなくちゃいけない。

 

でも同時に、プレゼンのプロであって、コミュニケーションのプロ。

 

甲子園球児がプロ野球で通用するとは限らないけど、

プロ野球選手はきっと甲子園でも通用する。

 

どこでも通用するプレゼンスキルを持った人は、

きっといい授業ができる。

(例外はもちろんあるけど便宜上ね)

 

そして、意識を持っていくところでも結果は全く違ったものになる。

 

高校球児時代からプロ野球選手を目指して練習していた人と、

甲子園出場を目指して練習していた人。

 

どこにでも通用するプレゼンスキルをつけようとしてきた人と、

授業の力だけを伸ばそうとしてきた人。

 

次元を1つ上げて、あなたの能力を俯瞰して考えてみてほしい。

 

もし、何かの事情で教育の場を離れざるを得ない状況になったとき、

すぐに立ち向かっていける自分を作っていけるかどうか。

 

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