こんにちは。youです。
以前から藤原和博氏が好きで、学生の頃なんかは藤原氏にインスパイアされて
教育サークルを立ち上げたこともあります。
藤原氏についてはこちらから。
結構前に公開された動画ですが、この動画がかなり勉強になりました。
特に勉強になったことを紹介します。
情報処理力から情報編集力へ
これはどこでも言い方を変えて言われることですが、
「みんな一緒」=「正解が1つ」のような価値観から
「それぞれ違う」=「みんなが納得する解を探す」のような価値観に変わってきています。
動画の中の、世の中が「それぞれ違う」を重視する価値観に変わってきているという例示の仕方が本当に上手です。
とても勉強になったのは、例は5つ羅列すると納得感が生まれるというところ。
プレゼン、授業にそのまま生かせるポイントです。
相手の頭の中にあることを使って話す
これ、僕もかなり意識しています。できている人は意外と少ないです。
端的に言えば相手がわかるように話すということ。
もっと具体的に言うと、自分が言いたいことを相手がわかるように変換してあげるということです。
藤原氏の動画では、38:26ごろから解説しています。
プレゼン・授業をする機会がある人は絶対に見て欲しいです。
あなたの周りに、会話の中でいきなり専門用語を話してしまう人はいませんか?
これはひとえに、相手の頭の中にある認識を使わずに話してしまっているからです。
話し手と聞き手の認識が違うのに、話し手が話したいことだけ話してしまう。
例えば、あなたは「インパ」という言葉を知っていますか?
「インパ」というのは「インパーク(in park)」が略されたもので、
「ディズニーランドに行く」という意味です。
ディズニー好きには常識の言葉なのかもしれませんが、僕は初めて聞いた時全くわかりませんでした。わかるかよ。
初めて聞いた時はこんな会話でした。


のように、全く僕には理解できない言葉がいきなり出てきたため、イラっとしたのを覚えています。
これはまさしく、僕の頭の中にある認識を使わずに話してしまっている例です。こんな感じです。

わかりやすく話すためには、相手の頭の中の認識・相手の頭の中にある言葉を使って話す必要があります。
僕の頭の中にも「ディズニー」という概念はある訳ですから、いきなり「インパ」という言葉を使うのではなく、
一度僕がわかるように翻訳してくれるとよかったなと思います。


というように、自分の認識と相手の認識の足並みをそろえるのがわかりやすい話し方です。
藤原氏の言い方で言うと、相手の世界観の中にあるものを編集することが大事です。

わかりやすい話し方というのは、自分の頭の中をきれいに整理して話すことでなく、
聞き手の頭の中で整理されて理解されることです。あくまでも聞き手が中心です。
初めて仕事をするメンバーとは共通点を探してから始める
相手と共通点が多いほど、世界観を共有していることになり、
いくつかの観点から共通点がある人とは、絆が深まり仕事が格段にしやすくなるというのも勉強になります。
プロジェクトを始める時、学級開きをする時には覚えておきたいポイントです。
プラスな共通点(実家が近い、出身大学が同じ、同じスポーツが好き)だけでなく、
マイナスな共通点(同じ病気にかかった、似たような逆境の中戦った)も絆を深めるためには必要です。
稼ぎを上げるために必要なのは希少性を高めること
これは藤原氏の書籍でも繰り返し述べられていますが、
100万分の1の人材になる、ということが自分らしさを創り出すためには重要です。
100万人に1人の人材ということですが、100万人の頂点に立つ訳ではなく、
「100人に1人」の分野を3つ持つ
ことで100万人に1人の人材になるということです。
これは僕自身も自分の軸を考えるにあたって、参考にしたい考え方です。
100人に1人ってそんなに難しいことではないです。
3クラスに1人ですからね。
そして、より希少性を高めるためにはそれぞれの分野の距離を開けることです。
例えば、TOEIC900点(100人に1人)、英検1級(100人に1人)、TOEFL100点(100人に1人)
では、3分野の距離が近すぎて、たとえ100万人に1人だとしても面白みがありません。
英検1級、簿記1級、そして誰よりもプレゼンがうまい、等であれば希少性もより高まります。
自分に合った分野を複数見つけ、それぞれの中で100人に1人の人材になっていくことが重要だと思います。
大変勉強になる動画でした。
是非見てみてください。
僕が最近読んだこちらの書籍も非常に有益でした。
![]() 藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 [ 藤原和博 ]
|